第33回産経市民の社会福祉賞 受賞のご報告 |
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ジェネシスオブエンターテイメントに関わってくださるすべての皆さまへ |
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平素は当会の活動へのご支援を賜り、ありがとうございます。 |
この度、第33回産経市民の社会福祉賞を受賞いたしましたので、ここにご報告をさせて頂きます。 |
当日は来賓者としまして、平素より当会をご支援くださっております以下の皆さまが |
ご多用の中、ご出席をくださいました。 |
本当にありがとうございました。 |
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■主 催:社会福祉法人 産経新聞 厚生文化事業団 |
■日 時:2007年11月22日(木)13:00〜17:00 |
■場 所:新阪急ホテル 紫の間 |
■ご来賓:サントリー労働組合 中央執行委員長 林様 |
社会福祉法人 大阪府社会福祉協議会 地域福祉部 副部長 西原様 |
大阪府立高校 教諭 山下様 |
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※当日職務にてご出席できませんでしたが、来賓者として調整を下さっておりました以下のお二人様にも |
文書にて失礼ではありますが、お礼を申し上げます。 |
神奈川県 さとう動物病院 院長 佐藤様 |
有限会社 ブルーミングシステム 代表取締役 楠木様 |
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本年9月5日で活動10年を向かえまして、この様な賞をいただくことができまして本当に感謝しております。 |
授賞式当日の報告会でもお話をさせて頂きましたが、
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私にとって今回の受賞は一際感慨深いものがあります。 |
それは活動をはじめた10年前。 |
まだ社会では障害のある人とない人の文化活動などはまだ多くはなく、 |
福祉といわれる分野において、自分が生きていることをまっすぐに楽しむことにも、 |
本人の判断ではなく周囲の理解がとても必要な時代だったと感じております。 |
そんな時期、ある取材の打診で新聞社を訪れていた私は社屋に掲載されていた紙面を眺めていました。 |
その記事を見ていた私にひとりの記者が、こう語りかけてくださいましたことを想い出します。 |
「君たちの活動はいつかここに掲載されるよ!」と。 |
…10年近く前の冬の何気ない場面、その記事は産経市民の社会福祉賞だったのです。 |
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今回それが現実になり本当にうれしく光栄に想っております。 |
と同時に昔もいまも自分たちの活動が、それに値するものなのかは私には計りきれません。 |
あるボランティア研修を担当させて頂いた際に受講者の方が書いてくださった感想から、ひも解きますと |
「本当にボランティア活動をしている人はその意識がない」という言葉が当てはまる気持ちです。 |
今回ご一緒に受賞をされました団体と個人の皆さまも、行政や社会保障から漏れてしまう大切なことを |
皆さまの意志で何とか続けて来られたのではと思っております。 |
しかし、ボランティアの活動する先には潜在的な社会課題が存在していることも現実にあり、 |
また前例なき活動や若いボランティアたちの活動への理解や支援は、 |
著名な団体とは比べられない位に経済的に継続困難な中、進められているのが現状であります。 |
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願うことならば、人や社会に対して篤い想いを持つ青年たちが、 |
市民活動団体(NPO)をひとつの職業として選択できる位の、 |
市民活動団体を支える社会的な経済支援や風土がこの国に根付いていくことを願って止みません。 |
その実現のために、私たち自身も障害のある人とない人の就労を創出できる分野を模索し、 |
広く社会へ知らせ行動してきたいと考えております。 |
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最後に当会が活動を開始しました当初、 |
まだ20代で自分たちの活動の持つ社会性やその意義を問うこともできなかった頃から、 |
一緒に歩むことで活動の持つ可能性を私たちが気付くまでずっと待ち、 |
育くんでくださいました産経新聞大阪本社のH記者と神戸総局O記者に深くお礼を申し上げまして |
受賞のご報告とさせて頂きます。本当にありがとうございます。 |
今後とも皆さまのご支援とご協力をくださいます様、どうぞよろしくお願い申し上げます。 |
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ジェネシスオブエンターテイメント |
代表 坪田建一 |
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■ 第33回産経市民の社会福祉賞受賞を記念して撮影された写真 ■ |
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